現場主義の経営が大切ですね
サワディーカー!
本日もプーケットからお送りする雑貨屋のゴチャパン日記です。
朝はお天気です。
いつものパターンなら、夕方にスコールがあるのですが、曇りのわりには今日はスコールもなかったですね。
雨が降ったり止んだりで、この時期に風邪をひく人が多いです。
うちの娘も学校で風邪をうつされて、金曜日にタイの学校、土曜日の日本語補習校を休みました。
知っていましたか?
お酢で身体を拭くと熱が一気に下がるらしいです。
これは、以前の同僚ロシア人から教えてもらったのですよね。
今日は、この方法で、何度かお酢で身体をふいてあげました。
39度あった熱が、37度まで下がり、あとちょっとです。
もちろん、お酢だけでなく、解熱剤も一緒に服用させますが。
これで、明日は元気になると思います。
ぐったりしてしゃべられる状態ではなかったですが、体温が37度になって、やっと余裕がでてしゃべられるようになりました。
さて、続々と発注商品が送られてきております。
そして、商品がどんどんお嫁に出ていきますね。
当店は、夏休みの準備万端でございます。
人気のタイらくらくパンツ(ヨガパンツ)も新しい柄も入荷しております。
お店がオープンして早くも7ヶ月が経過しました。
経営者として、一番心がけていることは、現場に出て全ての仕事を把握して、全てをこなせなければなりません。
英語圏のお客様へ英語での接客、日本語での接客、会計、レジ締め。
何かも分かっていないと従業員に教えることはできませんから。
経営者が怠けていれば、従業員はついてきません。
経営者がちゃんと真面目に仕事をしていれば、従業員はちゃんと経営者が頑張っているからついてきてくれるのです。
どこのお店もそうだと思いますが、経営者自らお客様と接して、お客様に「この商品があったらもっとよかった。」
お客様が教えてくれた「この商品」を企画し商品化していくことが、一番、いいお店作りだと思っています。
どこの経営者もいう「現場主義」ですね。
経営者のタイプは色々いると思います。
・指示するだけの経営者
・一緒に汗水流して働く経営者
私はもちろん後者になるのです。
指示だけですと、お店の状態が全く把握できません。
お客様が何を求めているのか、なぜお客様が買わなかったのか。
ですから、お客様と接することにより、すごく勉強になるのです。
そして、お客様は、私なんかのために、こうしたらいいと教えてくれるのです。
本当にいいお客様ばかりだと思います。
そして、応援していただいているのです。
以前、働いていた場所は、経営者が数字だけを眺めていました。
なぜ、売上しか見ないのか?
なぜ、売上の報告だけ聞くのか?
全くわかりませんでした。
土曜日は、私は、日本語学校で子供たちに日本語を教えるために、5時間ぐらいお店にいません。
いくらの売り上げを私は知りたいのでなく、5時間私がいなかった間、どんな商品が売れたのかを私は従業員に聞きます。
売れた商品のほうが興味があります。
売上なんて、最終的に1ヶ月の集計で分かりますからね。
日本の夏場には何が一番よく売れるのか、そして冬には何が売れるのか集計できるわけです。
コンピューター、スマホが出て、電子機器の進化を遂げました。
時代は、すごいスピードで動いているのです。
だから、そのスピードに追いつくように、先取りをして、逆の発想でどんどん商品作りをしなければなりません。
もちろん、昔から伝わっているタイの伝統的な商品はロングセラーですからね。
もちろん、当店にあります。
今、求められているのは、慌ただしい日常生活で、いかに時間を短縮して、有効に過ごすことができるのかと思っています。
私も社員によく言うのですが、この動作が時間の無駄だと。
如何に早く、的確にすることをいつも考えながら、スピードのあるお待たせしないサービスも日本と同じ感覚でタイのスタッフには教育していくつもりです。
私がレジに入ったときは、レジをしながらもうすでに、お客様のお買い上げした商品を包んでいます。
合計金額を提示した時に、お客様はお財布からお金を動作をしていますね。
レジ係りがお客様の観察をしているよりも、もう袋詰めをして、こちらをすぐに終わっている状態するのがベストなんです。
もちろん、お買い上げいただいた量にも寄るのですが。
お客様がお財布からお金を出している時間も、常に動き、先を見て行動する教育です。
実は、これができるタイ人スタッフがひとりいるのです。
以前、ブログでも書いたタイ人スタッフです。
ずっと一緒に仕事をしてきましたので、日本人の感覚がわかっています。
先を見ているのですよね。
例えば、お客様がお店に寄って、すぐに空港に向かわなければならない。
その場合は、スピードが問われるわけです。
1分でも早くお客様のために、袋詰めをして、安心感を与えたいのです。
「お待たせしないサービス」
これは、私がファミリーレストランで習った好きなサービスです。
お客様が、たくさんの商品を購入した頂いたとき、そのタイ人スタッフは商品の棚の「立て直し」をするのです。
「立て直し」とは、お客様が商品を取りやすい状態、一番最初の状態に戻すということです。
商品が一気に売れたら、その部分がぽっかり空いている状態です。
そうすると商品がきれいに見られません。
タイ人スタッフは、それをいつも心がけており、いつも助けてもらっています。
これからも「お待たせしないサービス」を心がけ、頑張っていきますので、宜しくお願いします。
店長 小野